2018年 09月 14日
カートリッジとヘッドシェルの順列組み合わせ |
先日の休み、某K氏宅に手持ちのカートリッジを持ち込んで聞き比べをしました。
1. GRADO Reference Platinum 1+Phasemation CS-1000 + Phasemation リード線
この組み合わせだけは、K氏のアームに合わずに聴くことが出来ません。一番中庸というか、真ん中…。可もなく不可もなく、オールジャンル対応です。
2.FR MCX-3 + YMK ジルコニアヘッドシェル + CLEARAUDIO HEADSHELL LEADS 高域が良く抜けます。ボーカルものは、ちょっと奥ゆかしい感じがします。全体的に線が細いかなと思います。無難と言えば無難なんですけどね。J-POPにはちょうどいいです。
3.アキュフェーズAC-1 + SAECヘッドシェル + 極太リード線 これが一番力強く、音の線も太めです。乗れる音がしています。アキュフェーズの自社生産ではないと思います。どこかのOEMでしょうね。オルトフォンMC20系に近いかなと思います。
4.オルトフォンSL15 + 山本音響工芸のHS-4 + アナログリラックス ボーカル アドバンス リード線
ちょっと古いJAZZを聞くためには、高域を伸ばすよりも適度にロールオフするほうが良いかなと思います。中低域に重心が移動し、ボーカルは非常に艶かしいです。
5. シュアーM97xE + 山本音響工芸HS-3 + 極太6N銅線リード線直付 この組み合わせは、完全に余り物でした。ただこれが大健闘…。中域重視でシュアーとは思えないような音をしています。今、一番のお気に入りです。
6.シュアーV15typeⅡ(JICO SAS針)+ YMK アルミナヘッドシェル + アナログリラックス 大吟醸リード線 今までのカートリッジは、中域重視、高域の抜けが悪い、低域の量感が…等、何か一つは欠点があったのですが、この組み合わせは、高域の抜け、低域の厚み、低域の伸び、いうことなしなのです。だから、本当はこれ1つあれば全然OKという状況です。
今後は、 FR MCX-3 のリード線を、アナログリラックスのPOPSアドバンスに アキュフェーズAC-1のヘッドシェルを、YMKのアルミナヘッドシェル リード線を考える
目下はこれでしょうね。 カートリッジキーパーにいっぱいになりました。なので、これ以上カートリッジを増やすことはないと思います。
by je5cxr
| 2018-09-14 21:50
| 東京の部屋のオーディオ
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