2009年 04月 14日
Dizzy Reece / SOUNDIN' OFF |
by je5cxr
| 2009-04-14 01:03
| アルバム紹介
|
Comments(5)
> 多分、ブルーノート3枚目のリーダー作と思います。
手元のブルーノートをチェックしてみたところ、
①ブルース・イン・トリニティ 4006番 1958年8月録音
②スター・ブライト 4023番 1959年11月録音
の次が『サウンディン・オフ』(4033番・1960年3月録音)ですね。さすがはje5cxrさん!!
しっかり聴いてから、またカキコさせていただきます。
手元のブルーノートをチェックしてみたところ、
①ブルース・イン・トリニティ 4006番 1958年8月録音
②スター・ブライト 4023番 1959年11月録音
の次が『サウンディン・オフ』(4033番・1960年3月録音)ですね。さすがはje5cxrさん!!
しっかり聴いてから、またカキコさせていただきます。
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早起きして、まずは『ブルース・イン・トリニティ』から聴き始めました。
これまで「やけにまとまりのよい、こぢんまりしたアルバム」みたいに思っていたのですが、改めて聴いてみると、ディジー・リースの音色がとても素直でみずみずしいことに感心させられます。
ボクが大好きなドナルド・バードと協演しているので、二人の違いをしっかり聴けるあたりもうれしい。
しかし、このアルバム、6曲中4曲がリースのオリジナルなんですね。ヨーロッパではぐくんできた才能が、まるで噴水みたいに噴き出してくる印象。こりゃ二作目の『スター・ブライト』も楽しみ!!
これまで「やけにまとまりのよい、こぢんまりしたアルバム」みたいに思っていたのですが、改めて聴いてみると、ディジー・リースの音色がとても素直でみずみずしいことに感心させられます。
ボクが大好きなドナルド・バードと協演しているので、二人の違いをしっかり聴けるあたりもうれしい。
しかし、このアルバム、6曲中4曲がリースのオリジナルなんですね。ヨーロッパではぐくんできた才能が、まるで噴水みたいに噴き出してくる印象。こりゃ二作目の『スター・ブライト』も楽しみ!!
『ブルース・イン・トリニティ』を聴き終え、ブルーノート第二作『スター・ブライト』に移りました。音が急にブルーノートらしくなるのはアメリカ録音だから?(第一作はパリ録音だった) それとも『スター・ブライト』だけRVGリマスター盤だから?
協演陣もすごいですね。ハンク・モブレー、ウィントン・ケリー、ポール・チェンバース、アート・テイラー。ある意味、ブルーノートのレギュラーチームにひとりよそ者が入っちゃった(!)という組合せ。
この協演陣も、ブルーノート臭い音も大好きなのですが、前作で「ここいら辺がディジー・リースの個性かな」と感じていたところが少々わかりにくくなってる…。リースが吹いてるのに、ブルーノートのほかのトランペッターみたいに聞えるのですよ。
各奏者のからみ方が弱く聞えるのも、ちょっとつらいかな。「順番にソロを回してるだけ」っていう感じで。まぁそのソロの出来はけして悪くないのですが、「こういうテイストなら、ほかのブルーノート盤にいくらでもあるぞ」という気もする。
リースのソロだけに思いっきり集中して聴きましょう。ほかの人のソロが始まったら休憩する。それしかない!
協演陣もすごいですね。ハンク・モブレー、ウィントン・ケリー、ポール・チェンバース、アート・テイラー。ある意味、ブルーノートのレギュラーチームにひとりよそ者が入っちゃった(!)という組合せ。
この協演陣も、ブルーノート臭い音も大好きなのですが、前作で「ここいら辺がディジー・リースの個性かな」と感じていたところが少々わかりにくくなってる…。リースが吹いてるのに、ブルーノートのほかのトランペッターみたいに聞えるのですよ。
各奏者のからみ方が弱く聞えるのも、ちょっとつらいかな。「順番にソロを回してるだけ」っていう感じで。まぁそのソロの出来はけして悪くないのですが、「こういうテイストなら、ほかのブルーノート盤にいくらでもあるぞ」という気もする。
リースのソロだけに思いっきり集中して聴きましょう。ほかの人のソロが始まったら休憩する。それしかない!
je5cxrさんお薦めの『サウンディン・オフ』を聴いています。『スター・ブライト』の次に聴くと、余計ありがたみがわかりますね。やっぱホーン奏者の魅力をとことんしゃぶろうとしたら、ワンホーン・アルバムしかありえないのかな。そんな当たり前のことをつぶやきたくなるクリーン・ヒット。『スピーク・ロウ』以前のウォルター・ビショップが、また大変よろしい。リースが誰に1番似ているかといえば、クリフォード・ブラウン。もちろん、物真似ではありません。『スター・ブライト』の紙ジャケ盤ほどRVG臭くないCDなので、彼の「らしさ」が聴き取りやすいのかもしれません。
1曲ずつ音色を変えて吹いてるところなんか、「さすが」という感じ。この人、技の引き出しが多いんですね。この違いをマスタリングやオーディオ装置の「個性」で塗りつぶしちゃあいけません。ディジー・リースのブルーノート盤は、このあと『COMIN'ON』というのがあります。1960年4月、7月録音。スタンリー・タレンタイン、ボビー・ティモンズ、ジミー・メリットにアート・ブレイキーという超濃い口メンバーのせいなのか、何のせいなのか当時は発売されなかったらしい。怖そうだけど、これから聴いてみますね。
1曲ずつ音色を変えて吹いてるところなんか、「さすが」という感じ。この人、技の引き出しが多いんですね。この違いをマスタリングやオーディオ装置の「個性」で塗りつぶしちゃあいけません。ディジー・リースのブルーノート盤は、このあと『COMIN'ON』というのがあります。1960年4月、7月録音。スタンリー・タレンタイン、ボビー・ティモンズ、ジミー・メリットにアート・ブレイキーという超濃い口メンバーのせいなのか、何のせいなのか当時は発売されなかったらしい。怖そうだけど、これから聴いてみますね。
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je5cxr at 2009-04-15 11:33
>村井さん
おおおお。詳しいコメント有難うございます。スターブライトは、何処かで聞いたことがあるのですが、
「ピン」
とこなかったのです。なので、買っていません。(爆)
ブルース・イン・トリニティーは聞いたことが無いので、聞いてみたいと思います。
BNの未発表アルバムって、非常に素晴らしい物が多いのに、なぜか発売されなかったんですよね・・・。ライオンさんの判断なんでしょうけど・・・。
おおおお。詳しいコメント有難うございます。スターブライトは、何処かで聞いたことがあるのですが、
「ピン」
とこなかったのです。なので、買っていません。(爆)
ブルース・イン・トリニティーは聞いたことが無いので、聞いてみたいと思います。
BNの未発表アルバムって、非常に素晴らしい物が多いのに、なぜか発売されなかったんですよね・・・。ライオンさんの判断なんでしょうけど・・・。