2006年 05月 31日
Maria Schneider Orchestra / Concert in the Garden |
正直、こういう神経質で繊細な音つくりは苦手・・・。
Maria Schneider ミネソタ大学、マイアミ大学、イーストマン音楽学校を卒業後、1985年にニューヨークへ・・・。ボブ・ブルックマイヤーから作曲を学んだ後、作編曲家ギル・エバンスの助手となる・・・。そう、ギル・エヴァンスの愛弟子。
JAZZだと思って聴くと肩透かしを食らってしまいました。これはJAZZではなく、イージーリスニングとして聞き流すと、非常にいいです。。しかも、うっとしい今の時期にはピッタシの音楽です。
彼女の作り出す音は綺麗ですね。1980年代後半のJAZZに良くみられた「何でもありのごった煮状態」でもあるかも。このアルバムでは特に中南米を意識しているのか、リズムもそれを感じさせる部分が往々にして感じます。しかし、それと同時に彼女の内面に秘めた神経質な部分が垣間見えるような気がします。(ギル・エヴァンスが師匠だからかな)その神経質で繊細な部分が自分には妙に引っかかります。また、自分にはその次が感じられない・・・。「だから、どうした?」と思ってしまい、「綺麗なだけ」で終わってしまいます。自分にはこのアルバムの「深み」も「洗練」もわからないです・・・。残念ながら単に音が流れてるだけ、彼女のイメージするストーリーの筋が自分にはわからないからだろう・・・。
単に音が流れる・・・だからこそ、イージーリスニングとしては最高なのです。
by je5cxr
| 2006-05-31 02:44
| アルバム紹介
|
Comments(1)
Commented
by
jazzaudiofan
at 2006-06-06 04:16
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イージーリスニングとは、ある意味手厳しい評価ですね^^;。
今回は評価が分かれたようですが、わざわざ記事にしてもらって
感謝です。
今回は評価が分かれたようですが、わざわざ記事にしてもらって
感謝です。
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