2014年 09月 02日
サーロジック LVパネル1800をばらして・・・ |
センターパネルとして、1800mmを使っていました。1200mmをお借りしてから、片付けたままでした。N木さんとセンターに1800mmを置いて2人で視聴し、無い方が良いという結論に達しました。
しかし・・・よく聴くと・・・やっぱり気になるところがあります。
それは低音なのです。ALTECらしくなく重いのです。軽くて下まで伸びる低音が私の理想です。スピーカーの後ろに回って聴くと、やはり・・・。620Aのエンクロージャーは結構鳴きます。やはりエンクロージャーの後と壁との間で定在波が発生していました。センターパネルがある状態で簡易AGSを置いてみたこともありました。無い方がよかったこともあり、センターにANKHの設置は見送りました。昨夜の柱と柱の間の定在波も気なります。
そこで、1800mmのLVパネルをばらし、1枚にして足をつけ自立させることにしました。綺麗な板なので、本来なら裏側から・・・と思ったりしましたが、倒れてくるよりはマシかなというjことで、実用を取りました。
電動ドライバーがあってよかったです。この板硬く重かった・・・。
ALTECの図面を見ていると、210や410の両側に取り付けられたボード「ウィング」がついています。昔このウイングはエンクロジャーの共振面を大きくして低域のエネルギーを増幅するものだと言われていました。実際は、映画館のスクリーン裏で使うような場合にはスピーカーシステムと後壁との距離がほとんどなく、エンクロージャーの後ろから発生する低域エネルギーが反射して、その波形がスピーカーシステムから出る波形と干渉を起こして低域成分の現象を起こしかつ歪を多く発生してしまうため、ウィングを付けて反射波の跳ね返りを防ぐために使われたそうです。
倉庫の場合、コンクリートの壁でしかもライブエンドですから、何らかの対策が必要だろうと考えました。
ちなみに、現在THXでスピーカーシステムを施工する場合にはスクリーン裏全てにボードを張りスピーカ部分だけカットして、その上で隙間全てに鉛剤を詰め込むという入念な作業をおこなっています。もちろんスクリーン裏にはこれでもかというほどに吸音材料を張り込み、スクリーン後方壁面からの反射音が出るのを防ぐ処置をしています。 スクリーン裏を吸音するだけでも低域の音量が増加し、歪の少ない低音再生が可能となります。
画像をよく見ると・・・わかるのですが、右スピーカーは柱が少し被ります。左右で後の壁との位置が少し違うのです。また、反射音が同時に返ってくるので音が濁ります。物凄く気になっていたところでした。左右の反射板の位置をスピーカーの内側を基準に位置を合わせたところ、ドンピシャです。
左のスピーカーの位置を戻し(外側へ3mm、壁へ2mmですよ)、聴くと・・・。
スピーカーの存在感が消えました。
昔の箱型の大型スピーカーを、フリースタンディングで置く方も少ないとは思いますが、参考にしていただけたらと思います。スピーカーの後ろは思っているよりも大事ですよ。
しかし・・・よく聴くと・・・やっぱり気になるところがあります。
それは低音なのです。ALTECらしくなく重いのです。軽くて下まで伸びる低音が私の理想です。スピーカーの後ろに回って聴くと、やはり・・・。620Aのエンクロージャーは結構鳴きます。やはりエンクロージャーの後と壁との間で定在波が発生していました。センターパネルがある状態で簡易AGSを置いてみたこともありました。無い方がよかったこともあり、センターにANKHの設置は見送りました。昨夜の柱と柱の間の定在波も気なります。
そこで、1800mmのLVパネルをばらし、1枚にして足をつけ自立させることにしました。綺麗な板なので、本来なら裏側から・・・と思ったりしましたが、倒れてくるよりはマシかなというjことで、実用を取りました。
電動ドライバーがあってよかったです。この板硬く重かった・・・。
ALTECの図面を見ていると、210や410の両側に取り付けられたボード「ウィング」がついています。昔このウイングはエンクロジャーの共振面を大きくして低域のエネルギーを増幅するものだと言われていました。実際は、映画館のスクリーン裏で使うような場合にはスピーカーシステムと後壁との距離がほとんどなく、エンクロージャーの後ろから発生する低域エネルギーが反射して、その波形がスピーカーシステムから出る波形と干渉を起こして低域成分の現象を起こしかつ歪を多く発生してしまうため、ウィングを付けて反射波の跳ね返りを防ぐために使われたそうです。
倉庫の場合、コンクリートの壁でしかもライブエンドですから、何らかの対策が必要だろうと考えました。
ちなみに、現在THXでスピーカーシステムを施工する場合にはスクリーン裏全てにボードを張りスピーカ部分だけカットして、その上で隙間全てに鉛剤を詰め込むという入念な作業をおこなっています。もちろんスクリーン裏にはこれでもかというほどに吸音材料を張り込み、スクリーン後方壁面からの反射音が出るのを防ぐ処置をしています。 スクリーン裏を吸音するだけでも低域の音量が増加し、歪の少ない低音再生が可能となります。
画像をよく見ると・・・わかるのですが、右スピーカーは柱が少し被ります。左右で後の壁との位置が少し違うのです。また、反射音が同時に返ってくるので音が濁ります。物凄く気になっていたところでした。左右の反射板の位置をスピーカーの内側を基準に位置を合わせたところ、ドンピシャです。
左のスピーカーの位置を戻し(外側へ3mm、壁へ2mmですよ)、聴くと・・・。
スピーカーの存在感が消えました。
昔の箱型の大型スピーカーを、フリースタンディングで置く方も少ないとは思いますが、参考にしていただけたらと思います。スピーカーの後ろは思っているよりも大事ですよ。
by je5cxr
| 2014-09-02 01:16
| オーディオ
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