2014年 07月 22日
Audi RS 6 Avant に乗る |
Audi RS 6 Avant 試乗の機会がありました。ODO 6000km 4.0リッターV8 左ハンドル8速ATです。タイヤはオプションの285/30ZR21がついていました。
・車体の大きさにビックリ
全長 (mm) 4,980 全幅 (mm) 1,935 全高 (mm) 1,480 ですから、滅茶苦茶大きいです。しかし、実際乗り込んで運転をしてみると、思ったほど大きさを感じません。コンビニの駐車場に止めたとき、お尻が少し白線から出ました。やっぱり大きいんだと・・・。
・安定感は抜群
扁平率は30ですから、突き上げが結構あるかなと思いましたが、そう感じません。COMFORT(コンフォート)では当たりが柔らかく、DYNAMIC(ダイナミック)では、相当ハードに突き上げが来ました。普段はAUTO(オート)で峠から高速まで全く問題ないと思います。ただ、普段は50タイヤなので、タイヤからのレスポンスを結構感じる(ゴムが拠れる感じ)のですが、30になるとゴム板のようで全く感じません。よって、限界まで攻め込んだとしたら、最後の最後は非常に怖いと思います。(私に振り回せる腕と勇気はありません)
・シャーシ剛性はさすが
ポルシェ997、アウディーRS4、R35GTR色々と乗らせていただいたのですが、ボディーからの軋み音は、まったくないです。
・ブレーキは良く効く
ブレーキは良く効きます。はっきり言って凄いです。
・エンジン
メーター表示を色々と切り替えて、遊びました。負荷が軽い、あるいはクルージング状態では8気筒から4気筒に気筒休止します。振動吸収エンジンマウントの威力か、音も振動でも4気筒状態は確認できませんでした。表示が出て、燃費計の針が右に触れることで、「え・・・4気筒なの?」と判ります。踏み込むと瞬間的に8気筒になり、凶暴な加速をします。
・気になったこと
信号で静止→アイドリングストップ→フットブレーキ解除→再始動→クリープが強く、飛び出すことがある
ブレーキが鳴く(これは仕方ない)
フロントのガラス面に速度が表示されるので、目線の移動が少なくて良い
メーターパネルの表示がデジタルではなく、従来のアナログ表示なので、感覚的に判りやすい
B&Oのオーディオは、FMしか聴いていませんが、非常にいい音でした。
山道を含め距離にして60kmほど走りました。1つの基準になりえるクルマだと感じました。
いい経験が出来ました。単に静かなだけではなく、エンジンからの音、マフラーからの音がきちんと聞こえ、大半の国産車には希薄な
「運転する楽しみ」
が感じられます。高速道路を200km/h以上で巡航できる環境さえあればいいですね・・・。高速クルージングにはもってこいかと思います。
by je5cxr
| 2014-07-22 01:04
| 車
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